「カスタム設定」の設定手順、および各サブセクションについて説明します。
■ 「カスタム設定」の設定手順 ※「設定マスタのセクション」の設定手順と同様です。
参照:詳細は、ソアスク設定画面「設定マスタのセクション」を参照してください。
■ 「カスタム設定」の各サブセクション
- ApexTriggerシステム管理者権限実行
項目名 入力
必須説明 請求登録画面実行許可ON - 「請求登録画面」の操作について実行許可を与える場合にチェックを付けます。
- oproarts connectorの利用バージョン指定
項目名 入力
必須説明 使用バージョン ○ 「1」または「2」を入力します。
サブスクリプション管理機能を使用可能かシステムが判定する際、次のように処理が行われます。
- 「1」の場合、パッケージ「soarize」のOPROARTSユーザオブジェクトのレコードを使用して認証します。
- 「2」の場合、パッケージ「OPROARTS Connector」のOPROARTSユーザオブジェクトのレコードを使用して認証します。
「1」がデフォルトでセットされます。
- 「1」の場合、パッケージ「soarize」のOPROARTSユーザオブジェクトのレコードを使用して認証します。
- データ作成APIのシステム管理者権限実行
※ソアスクの標準機能では使用しません。ソアスクのカスタマイズを前提とした機能および設定です。
- バッチサイズ設定
項目名 入力
必須説明 請求締めバッチサイズ - 請求締めバッチを起動する際の上限数を入力します。
「10」がデフォルトで設定されています。
売上締めバッチサイズ - 売上締めバッチを起動する際の上限数を入力します。
「200」がデフォルトで設定されています。
価格改定バッチサイズ - 請求締めバッチを起動する際の上限数を入力します。
「200」がデフォルトで設定されています。
利用実績締め - 請求締めバッチを起動する際の上限数を入力します。
「20」がデフォルトで設定されています。
- バッチ処理のシステム管理者権限実行
項目名 入力
必須説明 請求有効化・無効化実行許可ON - 「請求」レコードの有効化および無効化の実行許可を与える場合にチェックを付けます。 請求締め実行許可ON - 請求締めの実行許可を与える場合にチェックを付けます。 解約確定実行許可ON - 解約確定の実行許可を与える場合にチェックを付けます。 受注確定実行許可ON - 受注確定の実行許可を与える場合にチェックを付けます。 売上締め実行許可ON - 売上締めの実行許可を与える場合にチェックを付けます。
- 分析機能設定
項目名 入力
必須説明 分析作成対象に含める商談の確度の下限値 - サブスクリプション分析の対象(以下「分析対象」)とする「商談」レコードの「確度(%)」(下限値)を入力します。
サブスクリプション分析では、この値以上の「確度(%)」が設定された「商談」レコードが分析対象となり、この値未満の「商談」レコードは分析対象外となります。
クローズ済みの商談を分析の対象とする - 「ステータス」が「Closed Won」または「Closed Lost」となっている「商談」レコードも分析対象とする場合にチェックを付けます。
デフォルトでは、クローズ済みの「商談」レコードは分析対象外です。
販売を分析作成の対象とする - 「商談」を利用していないか、または利用できない場合にチェックを付けます。
チェックを付けると、分析対象が「商談」から「販売」に変更されます。
分析対象が「販売」になるため、上の項目で「商談」の設定が行われていても、それらの設定は無効になります。
- 単価・税率適用の基準日
項目名 入力
必須説明 請求伝票の日付を優先する - 税率適用基準日として「請求明細」の「計上日」よりも「請求」の「請求締日」を優先する場合にチェックを付けます。 仕入伝票の日付を優先する - 税率適用基準日として「仕入明細」の「計上日」よりも「仕入」の「仕入日」を優先する場合にチェックを付けます。 納品伝票の日付を優先する - 税率適用基準日として「納品明細」の「計上日」よりも「納品」の「納品日」を優先する場合にチェックを付けます。 支払伝票の日付を優先する - 税率適用基準日として「支払明細」の「計上日」よりも「支払」の「支払締日」を優先する場合にチェックを付けます。 発注伝票の日付を優先する - 税率適用基準日として「発注明細」の「納品日」よりも「発注」の「発注日」を優先する場合にチェックを付けます。 見積伝票の日付を優先する - 税率適用基準日として「見積明細」の「納品予定日」よりも「見積」の「見積日」を優先する場合にチェックを付けます。 受注伝票の日付を優先する - 税率適用基準日として「受注明細」の「納品予定日」よりも「受注」の「受注日」を優先する場合にチェックを付けます。
- 取引先作成時における支払条件等デフォルト値
項目名 入力
必須説明 支払先:締日(デフォルト) - 「支払先:締日」のデフォルト値を設定します。
「0~99」の数値が入力可能ですが、有効範囲は「0~28」です。
「10」がデフォルトで設定されています。
「0」で末日が設定され、「1~28」で1日~28日が設定されます。
請求先:締日(デフォルト) - 「請求先:締日」のデフォルト値を設定します。
「0~99」の数値が入力可能ですが、有効範囲は「0~28」です。
「0」がデフォルトで設定されています。
「0」で末日が設定され、「1~28」で1日~28日が設定されます。
支払先:支払日(デフォルト) - 「支払先:支払日」のデフォルト値を設定します。
「0~99」の数値が入力可能ですが、有効範囲は「0~28」です。
「10」がデフォルトで設定されています。
「0」で末日が設定され、「1~28」で1日~28日が設定されます。
請求先:支払日(デフォルト) - 「請求先:支払日」のデフォルト値を設定します。
「0~99」の数値が入力可能ですが、有効範囲は「0~28」です。
「11」がデフォルトで設定されています。
「0」で末日が設定され、「1~28」で1日~28日が設定されます。
支払先:支払月(デフォルト) - 「支払先:支払月」のデフォルト値を設定します。
「0~99」の数値が入力可能ですが、有効範囲は「0~12」です。
「1」がデフォルトで設定されています。
「0」で当月、「1」で翌月が設定されます。
同様に「2」で翌々月と、数値が増えるごとに先の月が設定されます。請求先:支払月(デフォルト) - 「請求先:支払月」のデフォルト値を設定します。
「0~99」の数値が入力可能ですが、有効範囲は「0~12」です。
「2」がデフォルトで設定されています。
「0」で当月、「1」で翌月が設定されます。
同様に「2」で翌々月と、数値が増えるごとに先の月が設定されます。仕切率(デフォルト) - 「仕切率(%)」のデフォルト値を設定します。
「0~999.9」の数値(小数点以下1桁まで)が入力可能です。
「100.0」がデフォルトで設定されています。
税域(デフォルト) ○ 「税種」のデフォルト値を設定します。
「税種マスタ」の「名称」を文字列で入力します。
「消費税」がデフォルトで設定されています。
参照:「税種マスタ」については、次の記事を参照してください。
税種・税率に関する機能と設定「税種マスタの確認・編集」伝票別会計設定不可フラグ - 「見積」「受注」など伝票ごとの「会計設定」を不可にしたい場合にチェックを付けます。チェックを付けると、各登録画面の「会計情報」セクションと各明細の金額計算項目が非活性化し、変更できなくなります。
金額計算項目は、各「明細情報」セクションの「金額計算項目を表示する」にチェックを付けると表示されます。
- 各登録画面(Visualforce)上のデフォルト値 ※Visualforceページ(VF)用の設定です。
項目名 入力
必須説明 [見積・発注]納品場所 - 納品場所を入力します。
この値が「見積」「発注」登録画面の項目にデフォルトでセットされます。
[見積]納品期限 - 納品期限を入力します。
この値が「見積」登録画面の項目にデフォルトでセットされます。
[仕入]入荷住所 - 入荷場所の住所を入力します。
この値が「仕入」登録画面の項目にデフォルトでセットされます。
[仕入]入荷郵便番号 - 入荷場所の郵便番号を入力します。
この値が「仕入」登録画面の項目にデフォルトでセットされます。
[請求・支払]支払方法 - 支払方法を入力します。
この値が「請求」「支払」登録画面の項目にデフォルトでセットされます。
[見積]見積書有効期限 - 見積書の有効期限を入力します。
この値が「見積」登録画面の項目にデフォルトでセットされます。
税率 - ※使用しません。 [見積]取引方法 - 取引方法を入力します。
この値が「見積」登録画面の項目にデフォルトでセットされます。
ロゴ画像ID - 見積書や納品書などに出力されるロゴの画像IDを入力します。
参照:画像IDについては、次のOPSSドキュメントを参照してください。
ソアスク標準帳票(帳票DX for Salesforce版)のセットアップ手順印影画像ID - 発注書、お支払い通知書に出力される印影の画像IDを入力します。
画像IDを取得する方法は、「ロゴ画像ID」と同様です。
- 各種ApexTrigger実行フラグ
参照:設定の詳細は、カスタム設定(Salesforce標準画面)「soarize Trigger Activation Settingの設定」を参照してください。
- 各種オブジェクト登録画面設定
項目名 入力
必須説明 販売管理系画面 明細ページング制御ON - デフォルトでチェックが付いています。
明細ページング制御を行わない場合にチェックを外します。
販売管理系画面 明細ページング件数 - 販売管理系画面と購買管理系画面の「明細情報」1ページ内に表示する明細件数を設定します。
「10」がデフォルトで設定されています。
明細ページング制御を行う場合は、必ず「1」以上に設定してください。
デフォルト値を超える件数の設定は、Salesforceが定めるApexガバナ制限に抵触する可能性があるため、留意してください。
参照:Apexガバナ制限については、次のSalesforce社ドキュメントを参照してください。
Apex ガバナ制限請求登録画面 前回請求非表示 - 「請求登録画面」にある、「前回請求に指定することができる過去の請求」を非表示とする場合(新規に登録する「請求」レコードに過去の「請求」レコードを紐づける必要がない場合)にチェックを付けます。 金額 小数点桁数 - 各明細の金額項目に表示・入力する小数点以下の桁数を設定します。
「0~9」の数値が入力可能です。
「0」で小数点以下が非表示・入力不可となります。
数量 小数点桁数 - 各明細の「数量」に表示・入力する小数点以下の桁数を設定します。
「0~9」の数値が入力可能です。
「0」で小数点以下が非表示・入力不可となります。
見積条件明細ロック機能ON - デフォルトでチェックが付いています。
見積条件の明細ロック機能を使用しない場合にチェックを外します。
参照:詳細は、次の記事を参照してください。
カスタム設定(Salesforce標準画面)「VisualforcePageSettingの設定」
>Point(4)売上締め履歴 明細最大件数 - 「売上締め」画面と「売上締め取消」画面の「処理履歴」の最大件数を設定します。
「2,000」がデフォルトで設定されています。
件数を増やすと、売上締め処理のパフォーマンスが低下することがあります。
デフォルト値を超える件数の設定は、Salesforceが定めるApexガバナ制限に抵触する可能性があるため、留意してください。
売上締め履歴 明細ページング件数 - 「売上締め」画面と「売上締め取消」画面の「処理履歴」1ページ内に表示する明細件数を設定します。
「10」がデフォルトで設定されています。
明細ページング制御を行う場合は、必ず「1」以上に設定してください。
デフォルト値を超える件数の設定は、Salesforceが定めるApexガバナ制限に抵触する可能性があるため、留意してください。
- 各種登録画面(LWC)設定 ※Lightning Web Component(LWC)用の設定です。
項目名 入力
必須説明 有効な構成表のみを表示する - デフォルトでチェックが付いています。
「構成表・品目サービス選択」画面に(無効なものを含め)すべての構成表を表示する場合にチェックを外します。
デフォルトでは、有効な構成表のみが表示されます。
参照:「構成表・品目サービス選択」画面については、「ソアスク ユーザガイド」を参照してください。
構成表種別フィルタ - 「構成表・品目サービス選択」画面に表示する「階層」レコードをフィルタで絞り込む場合に、「階層」の「構成表種別」をAPI参照名で入力します。
「構成表種別」が設定値と一致する「階層」レコードのみが表示されます。
デフォルトで階層を検索する - 「構成表・品目サービス選択」画面において、初期画面で検索する対象を「品目・サービスマスタ」から「階層」に変更する場合にチェックを付けます。 契約種別にサービスを使用する - 「見積登録(LWC)」画面で取り扱う契約種別を設定します。
※Visualforceページ用の設定ではありません。
契約種別=「サービス」を使用する場合にチェックを付けます。
契約種別にサブスクリプションを使用する - 「見積登録(LWC)」画面で取り扱う契約種別を設定します。
※Visualforceページ用の設定ではありません。
デフォルトでチェックが付いています。
契約種別=「サブスクリプション」を使用しない場合にチェックを外します。
見積登録(LWC)ボタン表示
「商談」詳細画面の関連リストにあるボタンの設定です。
- [見積作成(LWC)]ボタンの表示・非表示を設定します。
※Visualforceページ用の設定ではありません。
「見積登録(LWC)」画面を使用する場合にチェックを付けます。
参照:「見積登録(LWC)」画面については、「ソアスク ユーザガイド」を参照してください。
見積条件登録画面ボタン表示
「商談」詳細画面の関連リストにあるボタンの設定です。
- [見積条件作成]ボタンの表示・非表示を設定します。
※Lightning Web Component(LWC)用の設定ではありません。
デフォルトでチェックが付いています。
「見積条件登録画面」を使用しない場合にチェックを外します。
参照:「見積条件登録画面」については、「ソアスク ユーザガイド」を参照してください。
- 商談・販売・見積条件の入力規則をOFFにする
項目名 入力
必須説明 soarize商談入力規則有効化 - デフォルトでチェックが付いています。
「商談」の入力規則を無効化したい場合にチェックを外します。
すでに無効化している「商談」の入力規則を有効化したい場合は、チェックを付けます。
soarize見積条件入力規則有効化 - デフォルトでチェックが付いています。
「見積条件」の入力規則を無効化したい場合にチェックを外します。
すでに無効化している「見積条件」の入力規則を有効化したい場合は、チェックを付けます。
soarize販売入力規則有効化 - デフォルトでチェックが付いています。
「販売」の入力規則を無効化したい場合にチェックを外します。
すでに無効化している「販売」の入力規則を有効化したい場合は、チェックを付けます。
- 契約自動更新・予約更新の並列処理数
項目名 入力
必須説明 契約自動更新同時実行キュー数 - 契約自動更新のジョブにおける、バッチの最大同時起動数を入力します。
「0」~「5」の数値が入力可能ですが、有効範囲は「2」~「5」です。
「4」がデフォルトでセットされます。
契約自動更新分割境界値 - 契約自動更新のジョブにおける、バッチごとの処理レコード数を入力します。
「0」~「9,999,999,999」の数値が入力可能ですが、有効範囲は「1」以降です。
「100」がデフォルトでセットされます。
契約予約更新同時実行キュー数 - 契約予約更新のジョブにおける、バッチの最大同時起動数を入力します。
「0」~「5」の数値が入力可能ですが、有効範囲は「2」~「5」です。
「4」がデフォルトでセットされます。
契約予約更新分割境界値 - 契約予約更新のジョブにおける、バッチごとの処理レコード数を入力します。
「0」~「9,999,999,999」の数値が入力可能ですが、有効範囲は「1」以降です。
「100」がデフォルトでセットされます。
- 見積条件に表示するコンポーネント上のレコード表示件数
項目名 入力
必須説明 納品の表示行数 - 「見積条件」の詳細画面に表示する「納品」の行数を設定します。
「0~99」の数値が入力可能です。
「99」がデフォルトで設定されています。
次のセクションにのみ適用されます。
「関連見積・受注・納品一覧/Related Quote, SalesOrder, Delivery」見積条件表示行数 - ※現在は使用していない項目です。デフォルト値のままとしてください。 見積の表示行数 - 「見積条件」の詳細画面に表示する「見積」の行数を設定します。
「0~99」の数値が入力可能です。
「99」がデフォルトで設定されています。
次のセクションにのみ適用されます。
「関連見積・受注・納品一覧/Related Quote, SalesOrder, Delivery」受注の表示行数 - 「見積条件」の詳細画面に表示する「受注」の行数を設定します。
「0~99」の数値が入力可能です。
「99」がデフォルトで設定されています。
次のセクションにのみ適用されます。
「関連見積・受注・納品一覧/Related Quote, SalesOrder, Delivery」
- 請求設定
項目名 入力
必須説明 サブスク請求、請求明細へカスタム項目値を引き継ぐ - 納品データから請求データに対し、カスタム項目の値が引き継がれるようにする場合にチェックを付けます。
サブスクリプション管理専用の項目です。
それ以外の場合は、データ型等の基本的な条件を満たしていれば、チェックの有無に関わらず、カスタム項目の値が引き継がれます。参照:詳細は、次の記事を参照してください。
補足:カスタム項目の引き継ぎについて「請求締め・請求登録画面で引き継ぐ場合」
- 部分受注・部分請求許可
※使用しません。
注意(1) |
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