オブジェクト間でカスタム項目の値を引き継ぐ関係は、次のとおりです。
■ 請求一括作成による請求データ作成時
- 「納品」 → 「請求」
- 「納品明細」 → 「請求明細」
■ 「請求登録画面」による請求データ作成時
- 「納品」 → 「請求」
- 「納品明細」 → 「請求明細」
引き継ぎを行う2つのカスタム項目に必要な条件は、次のとおりです。
- 「API参照名」が同一であること
- 「データ型」が、次のいずれかであること
・ 引き継ぎ元の「データ型」= 引き継ぎ先の「データ型」
・ 引き継ぎ元の「データ型」=「数式」かつ
「数式」 戻り値の「データ型」= 引き継ぎ先の「データ型」
- 文字数の設定が可能なデータ型の場合
「引き継ぎ元の文字数」≦「引き継ぎ先の文字数」であること
引き継ぎ元の「データ型」=「数式」の場合の左辺は、戻り値の文字数が対象です。
- 小数点以下桁数の設定が可能なデータ型の場合
「引き継ぎ元の小数点以下桁数」≦「引き継ぎ先の小数点以下桁数」であること
引き継ぎ元の「データ型」=「数式」の場合の左辺は、戻り値の小数点以下桁数が対象です。
引き継ぎ先の整数部は、扱う値の上限を超えていれば、引き継ぎ元の桁数より少なくても構いません。
サブスクリプション管理の場合は、次の条件も満たしている必要があります。
- 請求データに集約される納品データのカスタム項目の値がすべて一致していること
「請求」:「納品」(「請求明細」:「納品明細」)=「1:n」という関係のためです。
- ソアスク設定画面「カスタム設定のセクション」>「21. 請求設定」の「サブスク請求、請求明細へカスタム項目値を引き継ぐ」にチェックが付いていること
| Point(1) |
|
NEXT > 補足:カスタム項目の引き継ぎについて「仕入按分で引き継ぐ場合」