仮受注用の「見積」を受注確定した時点で、本契約登録以外にも行うことができる後処理があります。
- 受注確定の取り消し
仮受注用の「見積」の詳細画面を開き、アクションの[受注確定取消]で受注確定前の状態に戻すことができます。
参照:詳細は、受注確定(新規契約)「受注確定の取り消し」を参照してください。
- 契約変更のライセンス洗替(以下「洗替」)
洗替用の「商談」(「商談」を利用していない場合は「販売」)を登録する際に、仮受注用の「契約管理」を選択することができます。
仮受注用の「契約管理」を基に洗替用の見積データを作成し、通常の洗替と同様の手順で受注確定をします。
受注確定をすると本契約に昇格し、「契約管理」「受注」の「仮受注」からチェックが外されます。
参照:洗替については、契約変更(LWC)「契約変更の流れとオブジェクト構成図(LWC)」以降を参照してください。 - 契約解約(以下「解約」)
解約用の「商談」(「商談」を利用していない場合は「販売」)を登録する際に、仮受注用の「契約管理」を選択することができます。
「サブスクリプション解約画面」で解約予定情報を設定する際、必要に応じて「解約日」のデフォルト値(「契約管理」の「契約期間 終了日」)を変更しますが、それ以外は通常の契約と同様の手順で解約確定をします。
解約確定をすると「契約管理」の「解約日」に値が設定され、後処理の対象外となります。
参照:解約(仮受注の契約)については、次の記事を参照してください。
・「商談」を利用している場合
契約解約(満期解約)「商談から解約予定情報を登録する(満期解約)」以降
・「商談」を利用していない場合
契約解約(満期解約)「販売から解約予定情報を登録する(満期解約)」以降
Point(1) |
仮受注の契約は本契約に昇格するまで納品データが作成されないため、初回の洗替、および解約で赤伝票の「納品明細」が作成されることはありません。 参照:赤伝票の「納品明細」については、納品データの確認「赤伝票の納品明細について」を参照してください。 |
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