仮受注の契約では、サブスクリプション分析機能の分析レコード(以下「分析レコード」)が作成される際、参照元となるオブジェクトが通常の契約とは異なる場合があります。
参照:サブスクリプション分析機能については、「ソアスク ユセットアップガイド」を参照してください。
- 通常の契約
受注確定後、分析レコードの参照元として「納品」「納品明細」が追加されます。
- 仮受注の契約
新規契約の受注確定時に納品データが作成されないため、「納品」「納品明細」の代わりに「見積」「見積明細」が分析レコードの参照元となります。
本契約に昇格すると納品データが作成されるため、参照元が「納品」「納品明細」に戻ります。
分析レコードの項目「見込み / 実績」に設定される値が通常の契約と異なる場合があります。
仮受注の契約の各手続きで「見込み / 実績」に設定される値は、次のとおりです。
- 「商談」(「商談」を利用していない場合は「販売」)から 仮受注用の「見積」を登録したとき
見込み / 実績 =「獲得見込み」
通常の契約も納品データが作成される前のため、同じ「獲得見込み」です。
- 仮受注用の「見積」を対象に受注確定をしたとき
見込み / 実績 =「獲得見込み」
通常の契約は「実績」に変わりますが、仮受注の契約はまだ「獲得見込み」のままです。
- 仮受注用の「契約管理」を対象に本契約登録をしたとき
見込み / 実績 =「実績」
仮受注から本契約に昇格するため、「獲得見込み」から「実績」に変わります。
- 仮受注用の「契約管理」を対象に洗替用の「見積」を登録したとき
見込み / 実績 =「獲得見込み」
受注確定をするまでは、「獲得見込み」のままです。
- 洗替用の「見積」を対象に受注確定をしたとき
見込み / 実績 =「実績」
仮受注から本契約に昇格するため、「獲得見込み」から「実績」に変わります。
- 仮受注用の「契約管理」を対象に解約予定情報を登録し解約確定をしたとき
見込み / 実績 = 該当なし
本解約に昇格する前の解約の場合は、分析レコードが作成されません。
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