「取引先」と関連オブジェクトの概要について説明します。
- 「取引先」は、Salesforceの標準オブジェクトです。ソアスクでは、必須項目である「取引先名」のみ※1使用します。
ソアスクで必要な項目は、「取引先」に紐づく「会計設定」(ソアスク専用)に取りまとめてあります。
※1「パートナーグループ」を利用する場合は、「取引先」に項目「仕切率グループ」を追加する必要があります。
- 仕切率※2や税額計算方法、請求先・支払先の各種日付情報などを「会計設定」に設定することができます。
「会計設定」の値は、「見積」の登録画面にある「会計情報」をはじめ、各種項目のデフォルト値としてセットされます。
※2 仕切率を「取引先」単体ではなく、「取引先」のグループ単位で管理する場合は、「パートナーグループ」を利用します。
- 「会計設定」は、新規「取引先」と同期し自動で作成されます。
ただし、完成させるには、手動での登録も必要です。
カスタム設定「Accounting Default Setting」に設定されている値が、「会計設定」作成時のデフォルト値となります。
参照:上記カスタム設定については、カスタム設定(Salesforce標準画面)「Accounting Default Settingの設定」を参照してください。
- 「会計設定の編集」画面で「会計設定」の内容を編集することができます。
この画面を表示させるには、あらかじめ「取引先」詳細画面のアクションに[会計設定]が表示されるようにする必要があります。
参照:詳細は、マスタの設定「会計設定のアクション追加」を参照してください。
- 「取引先」には子オブジェクトとして「取引先責任者」を紐づけることができます。
「取引先責任者」は、「納品」や「請求」などを行う際の(相手方の)責任者情報を設定するオブジェクトです。
注意(1) 「会計設定」は、単独のオブジェクトではありません。
「取引先」にソアスク専用のカスタム項目を作成してグループ化したものが、「会計設定」となります。
ただし、本ガイドおよび「ソアスク ユーザガイド」では、便宜上、単独のオブジェクトのように扱う場合があります。 - 「パートナーグループ」は、「取引先」をグループ単位で管理するためのオブジェクトです。
「パートナーグループ値」の親オブジェクトです。
- 「パートナーグループ値」は、「パートナーグループ」×「品目・サービスマスタ」の仕切率を管理するためのオブジェクトです。「パートナーグループ」「品目・サービスマスタ」それぞれの子オブジェクトです。
Point(1) - 「パートナーグループ」の利用は任意です。そのため、いくつかの初期設定が必要となります。
参照:詳細は、マスタの設定「仕切率設定のリストビューボタン追加」「仕切率グループ(項目)の追加」を参照してください。
- 「取引先」登録後に「パートナーグループ設定」画面で「パートナーグループ」を作成します。
参照:詳細は、マスタの設定「パートナーグループの作成」を参照してください。
- 「品目・サービスマスタ」登録後に「パートナーグループ」単位、かつ「品目・サービスマスタ」単位で仕切率を設定します。
参照:詳細は、マスタの設定「仕切率の設定(パートナーグループ×品目・サービスマスタ)」を参照してください。
- 「パートナーグループ」の利用は任意です。そのため、いくつかの初期設定が必要となります。
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