「品目分類マスタ」に紐づけて、「品目・サービスマスタ」を新規登録します。
Point(1) |
ソアスク設定画面「カスタム設定のセクション」>「12. 各種登録画面(LWC)設定」の「見積登録(LWC)ボタン表示」にチェックが付いている(「見積登録(LWC)」画面を使用する)ことが前提の手順となっています。 参照:「見積登録(LWC)」画面を使用しない場合は、次の記事を参照してください。 |
■ レコードタイプを選択するまでの手順
- ソアスクの画面で[品目分類マスタ]タブをクリックします。
- 「品目分類マスタ」の「最近参照したデータ」画面が表示されます。[{品目分類名}]リンクをクリックします。
ここでは例として、[品目分類Aタイプ(ベーシック)]リンクをクリックします。
- 「品目分類Aタイプ(ベーシック)」の詳細画面が表示されます。[関連]タブをクリックします。
- 表示が[関連]タブに切り替わります。「品目・サービスマスタ」の[新規]ボタンをクリックします。
- 「新規品目・サービスマスタ」画面が表示されます。
「商品」「商品情報」「階層」のいずれかのレコードタイプを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
Point(2) - 通常の品目・サービスとして登録する場合は、「商品」を選択します。
- 「商品」の内訳情報を登録する場合は、「商品情報」を選択します。
レコードタイプ=「商品情報」は、レコードタイプ=「商品」の子レコードとなるように商品の内訳を作成します。
- セット品の親商品(2階層以降の親商品も含む)として登録する場合は、「階層」を選択します。
レコードタイプ=「階層」は、レコードタイプ=「商品」の親レコードとなるようにセット品を作成します。
参照:セット品の作成については、マスタの設定「セット品の作成」を参照してください。
- 通常の品目・サービスとして登録する場合は、「商品」を選択します。
■ レコードタイプ=「商品」を選択した場合
- 「新規品目・サービスマスタ: 商品」画面が表示されます。
「基本情報」の「品目・サービス名」を入力します。必要に応じて他の項目も入力します。
項目名 入力
必須説明 品目・サービス名 ○ 品目名やサービス名などを入力します。 品目分類マスタ - 当レコードを紐づける「品目分類マスタ」の「品目分類名」がデフォルトでセットされます。 品番 - 品目・サービスを品番で管理している場合は、品番を入力します。 有効 - デフォルトでチェックが付いています。
無効レコードとする場合にチェックを外します。
種別 - 次のいずれかを選択します。
「品目」「サービス」契約自動更新 - 契約自動更新を行う場合にチェックを付けます。 単位 - 品目・サービスの最小単位を入力します。
例)10個、1ダース、2ℓ
価格改定時単価マスタ連動対象 - 価格改定機能を使用する場合にチェックを付けます。
参照:価格改定機能については、「ソアスク ユーザガイド」を参照してください。
説明 - 品目・サービスに関する説明があれば入力します。 シリアルNo管理 - ※ソアスクのみ利用している場合は使用しません。 軽減税率対象 - 軽減税率対象とする場合にチェックを付けます。
「税種マスタ」で管理することをお勧めします。
参照:「税種マスタ」については、次の記事を参照してください。
税種・税率に関する機能と設定「税種マスタの確認・編集」受注タイプ - 次のいずれかを選択します。
「物品」「サービス」日割り対象 - 当レコードを日割り計算対象とする場合にチェックを付けます。
日割り計算対象となるのは、「金額種別」が「月額」の場合のみです。
発注タイプ - 次のいずれかを選択します。
「物品」「サービス」固定利用枠の有無 - 固定利用枠を設定する場合にチェックを付けます。
「固定利用枠の有無」「固定利用枠の利用サイクル」は従量課金機能の定額従量制で使用します(「契約単価登録画面」のデフォルト値)。
参照:従量課金機能については、「ソアスク ユーザガイド」を参照してください。要員マスタ - 「要員マスタ」を参照し設定します。
品目・サービスに担当者等を紐づける場合に使用します。
固定利用枠の利用サイクル - 固定利用枠を設定する場合に、次のいずれかを選択します。
「月次」「年次」税種 - 「税種マスタ」を参照し設定します。
品目・サービスに税種を紐づけ、税率を管理する場合に使用します。
参照:詳細は、表下のPoint(3)を参照してください。
金額種別 - 次のいずれかを選択します。
「年額」「月額」「期間額」参照:詳細は、表下のPoint(4)を参照してください。
売上サイクル - 次のいずれかを選択します。
「毎月」「毎年」「初期費用」「従量課金」「初期費用按分」「毎月」がデフォルトでセットされます。
参照:詳細は、表下のPoint(4)を参照してください。
従量課金種別 - 次のいずれかを選択します。
「従量」「変動」当レコードに紐づけて「単価マスタ」を登録している場合は、「契約単価」の「従量課金種別」のデフォルト値として引き継がれます。
参照:「単価マスタ」については、マスタの設定「単価マスタの登録」を参照してください。
参照:「契約単価」については、「ソアスク ユーザガイド」を参照してください。請求サイクル - 次のいずれかを選択します。
「毎月」「3ヶ月」「半年」「毎年」「初期費用」「従量課金」「毎月」がデフォルトでセットされます。
参照:詳細は、表下のPoint(4)を参照してください。
MRR対象外 - MRR(月次経常収益)分析の対象外とする場合にチェックを付けます。
初回限定の売り切り(契約更新なし)の商品や、毎月計上ではあるがMRR分析の対象に含めたくない商品などに使用します。
「見積明細」入力時に変更することもできます。
参照:詳細は、次の記事を参照してください。
補足:サブスクリプション分析機能について「サブスクリプション分析機能の概要」以降
Point(3) 「税種」は、「税種マスタ」を参照し設定します。
「税種マスタ」は「税率マスタ」と紐づいているため、「見積明細」を「品目・サービスマスタ」から設定した場合は、税率適用基準日を基に最適な税率を取得することができます。参照:「税種マスタ」「税率マスタ」については、マスタの設定「設定の概要(マスタ)」を参照してください。
参照:税率適用基準日については、税種・税率に関する機能と設定「税率適用基準日項目の設定」を参照してください。
Point(4) 「金額種別」「売上サイクル」「請求サイクル」の詳細について説明します。
- 「見積」に明細を追加する際に、「品目・サービスマスタ」から品目・サービスを引用して追加した場合は、「品目・サービスマスタ」の「金額種別」「売上サイクル」「請求サイクル」が明細のデフォルト値となります。
「見積明細」上では、上記項目の相関チェックや自動設定などが行われますが、「品目・サービスマスタ」の登録時は、同様のチェック等が行われません。
そのため、「品目・サービスマスタ」の登録時は、事前に「見積明細」でのチェック等を確認し、明細を追加する際にエラーとならないように値を設定しておくことをお勧めします。
参照:「見積明細」でのチェック等については、「ソアスク ユーザガイド」を参照してください。
- 「金額種別」には、「年額」「月額」「期間額」のいずれかを選択できますが、これは「見積明細」の「単価」に対する金額の種別を示しています。
例えば、「年額」を選択し、「単価」に¥120,000を設定し、「売上サイクル」で「毎月」を選択した場合は、受注確定後の1ヶ月ごとの納品額が ¥120,000÷12ヶ月=¥10,000になります。
参照:「見積明細」の「単価」や受注確定などについては、「ソアスク ユーザガイド」を参照してください。
- 「金額種別」の「期間額」は、年ごと月ごとの金額を「単価」とするのではなく、利用期間全体に掛かる金額を「単価」とする場合に選択します。
例えば、利用期間4ヶ月で「期間額」を選択し、「単価」に¥80,000を設定し、「売上サイクル」で「毎月」を選択した場合は、受注確定後の1ヶ月ごとの納品額が ¥80,000÷4ヶ月=¥20,000になります。
上記で「金額種別」を「月額」に変更した場合は、1ヶ月ごとの納品額が「単価」と同じ値になります。
- 「見積」に明細を追加する際に、「品目・サービスマスタ」から品目・サービスを引用して追加した場合は、「品目・サービスマスタ」の「金額種別」「売上サイクル」「請求サイクル」が明細のデフォルト値となります。
- 必要に応じて「金額情報」を入力します。
項目名 入力
必須説明 標準価格 - 標準価格を入力します。 下位階層の価格合計 - ※使用しません。 付加価値税 - 付加価値税がある場合は、その税率(%)を入力します。 - 必要に応じて「仕入情報」を入力し、[保存]ボタンをクリックします。
「品目・サービスマスタ」(商品)の登録は完了です。
項目名 入力
必須説明 仕入先 - 「取引先」を参照し設定します。 仕入単価 - 品目・サービスの仕入単価を入力します。
Point(5) 「階層」等のレコード作成中に「品目・サービスマスタ」の選択リストで「+ 新規品目・サービスマスタ」を選択すると、手順5の画面が表示されます。
この画面から手順5~7と同様に「品目・サービスマスタ」の新規登録ができます。
参照:オブジェクト「階層」については、マスタの設定「セット品の作成」を参照してください。
■ レコードタイプ=「商品情報」を選択した場合
- 「新規品目・サービスマスタ: 商品情報」画面が表示されます。
「品目・サービス名」を入力します。必要に応じて他の項目も入力し、[保存]ボタンをクリックします。
「品目・サービスマスタ」(商品情報)の登録は完了です。
項目名 入力
必須説明 品目・サービス名 ○ 品目名やサービス名などを入力します。 品目分類マスタ - 当レコードを紐づける「品目分類マスタ」の「品目分類名」がデフォルトでセットされます。 品番 - 品目・サービスを品番で管理している場合は、品番を入力します。 有効 - デフォルトでチェックが付いています。
無効レコードとする場合にチェックを外します。
種別 - 次のいずれかを選択します。
「品目」「サービス」シリアルNo管理 - ※ソアスクのみ利用している場合は使用しません。 単位 - 品目・サービスの最小単位を入力します。
例)10個、1ダース、2ℓ
受注タイプ - 次のいずれかを選択します。
「物品」「サービス」説明 - 品目・サービスに関する説明があれば入力します。 発注タイプ - 次のいずれかを選択します。
「物品」「サービス」要員マスタ - 「要員マスタ」を参照し設定します。
品目・サービスに担当者等を紐づける場合に使用します。
税種 - 「税種マスタ」を参照し設定します。
品目・サービスに税種を紐づけ、税率を管理する場合に使用します。
参照:詳細は、表下のPoint(7)を参照してください。
Point(6) - レコードタイプ=「商品情報」の明細からは、受注確定時に受注・納品データが作成されません。
- 「見積明細」の「契約自動更新」にチェックが付いている場合は、紐づく親レコード(レコードタイプ=「商品」)と一緒に階層化された「契約ライセンス」が作成されます。
- 契約更新時に行われるマージ処理の対象外です。 親レコードがマージされた場合は、最初のマージ対象レコードに紐づく子レコードのみ引き継がれます。
参照:受注確定や契約更新などについては、「ソアスク ユーザガイド」を参照してください。
参照:レコードタイプ=「商品情報」の詳細は、次のOPSSドキュメントを参照してください。
【v3.13】商品(金額明細)の配下に「品目説明」追加機能の実装
Point(7) 「税種」は、「税種マスタ」を参照し設定します。
「税種マスタ」は「税率マスタ」と紐づいているため、「見積明細」を「品目・サービスマスタ」から設定した場合は、税率適用基準日を基に最適な税率を取得することができます。参照:「税種マスタ」「税率マスタ」については、マスタの設定「設定の概要(マスタ)」を参照してください。
参照:税率適用基準日については、税種・税率に関する機能と設定「税率適用基準日項目の設定」を参照してください。
- レコードタイプ=「商品情報」の明細からは、受注確定時に受注・納品データが作成されません。
■ レコードタイプ=「階層」を選択した場合
- 「新規品目・サービスマスタ: 階層」画面が表示されます。
「品目・サービス名」を入力します。必要に応じて他の項目も入力し、[保存]ボタンをクリックします。
「品目・サービスマスタ」(階層)の登録は完了です。
項目名 入力
必須説明 品目・サービス名 ○ 品目名やサービス名などを入力します。 品番 - 品目・サービスを品番で管理している場合は、品番を入力します。 単位 - 品目・サービスの最小単位を入力します。
例)10個、1ダース、2ℓ
有効 - デフォルトでチェックが付いています。
無効レコードとする場合にチェックを外します。
Point(8) - 「品目分類マスタ」は表示されていませんが、保存すると、はじめに選択したレコードに紐づきます。
- レコードタイプ=「階層」の明細からは、受注確定時に受注・納品データが作成されません。
内部処理で必要な「契約ライセンス」は作成されますが、「契約管理」詳細画面の関連リストには表示されません。有効/無効に関わらず、表示対象外という扱いです。
- 契約更新時に行われるマージ処理の対象外です。
参照:受注確定や契約更新などについては、「ソアスク ユーザガイド」を参照してください。
- 「品目分類マスタ」は表示されていませんが、保存すると、はじめに選択したレコードに紐づきます。
参照:登録済みレコードのレコードタイプは、変更することができます。
次の「■ レコードタイプを変更する手順:「階層」から「商品」に変更する例」を参照してください。
■ レコードタイプを変更する手順:「階層」から「商品」に変更する例
- 「最近参照したデータ」画面を開き、対象の[{品目・サービス名}]リンクをクリックします。
ここでは例として、[PCセット品]リンクをクリックします。
- 「品目・サービスマスタ」(PCセット品)の詳細画面が表示されます。現在のレコードタイプは「階層」です。
[▼]>[レコードタイプを変更]をクリックします。
- 「品目・サービスマスタ レコードタイプを変更」画面が表示されます。
自動で「商品」にチェックが付きます。[次へ]ボタンをクリックします。
以降の手順は、レコードタイプ=「商品」の登録と同様です(同じ項目の値は引き継がれます)。
Point(9) - レコードタイプを「商品情報」に変更する場合は、上記で「商品情報」を選択してください。
- レコードタイプを「商品」「商品情報」から別のレコードタイプに変更する手順も同様です。
- 以降の手順は、選択したレコードタイプの登録と同様です。
- レコードタイプを「商品情報」に変更する場合は、上記で「商品情報」を選択してください。
NEXT > マスタの設定「品目・サービスマスタの登録(見積条件登録画面用)」