ソアスクで利用する主要なマスタの概要について説明します。
■ 設定マスタ
- レコードタイプが2つ(自社会計情報、設定情報)あり、かつ1レコードずつで構成されたオブジェクトです。
- デフォルトのレコードが用意されていて、このレコードを編集することで、ソアスクの様々な設定が可能となります。
Point(1) 「設定マスタ」にはソアスクの運用に関わる重要な設定が含まれているため、ソアスクの運用前に設定しておく必要があります。
レコードを直接編集するよりも「ソアスク設定」画面で設定することをお勧めします。
参照:設定の詳細は、ソアスク設定画面「設定の概要(ソアスク設定画面)」以降を参照してください。
■ 税種マスタ、税率マスタ
- 消費税情報等を設定する親子関係のオブジェクトです。
- 「税種マスタ」が「税率マスタ」の親オブジェクトになります。
- 1件の親レコードに対し、複数の子レコードを紐づけることができます。
- デフォルトのレコードが用意されていて、現在の消費税(通常税率および軽減税率)が反映されています。
レコードの追加・編集が必要になった場合は、次の記事を参照してください。
参照:「税種マスタ」については、税種・税率に関する機能と設定「税種マスタの確認・編集」を参照してください。
参照:「税率マスタ」については、税種・税率に関する機能と設定「税率マスタの確認・編集」を参照してください。
■ 取引先、取引先責任者
- 取引先の組織情報と責任者を設定する親子関係のオブジェクトです。
- 「取引先」が「取引先責任者」の親オブジェクトになります。
- 1件の親レコードに対し、複数の子レコードを紐づけることができます。
「取引先」には、「会計設定」「パートナーグループ」等の関連オブジェクトがあります。
参照:関連オブジェクトについては、マスタの設定「取引先と関連オブジェクトについて」を参照してください。
■ 品目分類マスタ、品目・サービスマスタ
- 取引を行う物品やサービスなどを設定する親子関係のオブジェクトです。
- 「品目分類マスタ」が「品目・サービスマスタ」の親オブジェクトになります。
- 1件の親レコードに対し、複数の子レコードを紐づけることができます。
- 登録済みの「品目・サービスマスタ」レコードでセット品を構成することができます。
- 「品目・サービスマスタ」は「単価マスタ」の親オブジェクトでもあります。
「品目分類マスタ」はサブスクリプション分析における、「品目・サービスマスタ」をグルーピングする単位です。
参照:サブスクリプション分析については、補足:サブスクリプション分析機能について「サブスクリプション分析機能の概要」以降を参照してください。
■ 単価マスタ、数量別単価マスタ
- 優先順位、適用期間、および数量ごとに異なる単価を設定する親子関係のオブジェクトです。
- 「単価マスタ」が「数量別単価マスタ」の親オブジェクトになります。
- 1件の親レコードに対し、複数の子レコードを紐づけることができます。
- 「単価マスタ」は「品目・サービスマスタ」の子オブジェクトでもあります。
■ 部門マスタ、要員マスタ
- 自社の部門と所属する要員を設定する親子関係のオブジェクトです。
- 「部門マスタ」が「要員マスタ」の親オブジェクトになります。
- 1件の親レコードに対し、複数の子レコードを紐づけることができます。
- 「要員マスタ」では、「営業担当者」や「派遣社員」「事務員」など様々な種別を設定できます。
各オブジェクトに標準で用意されている項目のほかに、オリジナルのカスタム項目を作成することができます。
参照:カスタム項目の作成手順については、次のSalesforceヘルプを参照してください。
カスタム項目の作成
注意(1) |
ソアスク標準オブジェクトにカスタム項目を作成する場合は、同じオブジェクト内で既存のソアスク標準項目と新規に作成するカスタム項目の「項目名」が重複しないようにしてください。「項目名」が重複した状態でソアスクの登録画面(Visualforceページ)を開くと、エラーとなる可能性があります。 |
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