トライアル管理機能を使用するためには、いくつかの確認と設定が必要です。
参照:トライアル管理機能の概要と操作については、「ソアスク ユーザガイド」を参照してください。
■ 確認事項
- カスタム設定の確認
「soarizeトライアルトリガ有効化」にチェックが付いているか(デフォルト値から変更がないか)確認します。
参照:確認手順については、次の記事を参照してください。
ソアスク設定画面「カスタム設定のセクション」>「12. 各種ApexTrigger実行フラグ」
カスタム設定(Salesforce標準画面)「soarize Trigger Activation Settingの設定」
■ 各種設定
- アクション「新規トライアル」の追加 ※「商談」を利用している場合のみ必須な設定です。
「商談」のページレイアウト「Soasc Opportunity Layout」にアクション「新規トライアル」を追加します。
- 画面右上の[
]>[設定]をクリックします。
- 設定の「ホーム」画面が表示されます。[オブジェクトマネージャー]タブをクリックします。
- 「オブジェクトマネージャー」画面が表示されます。[商談]リンクをクリックします。
- 「商談」の「詳細」画面が表示されます。サイドバーの[ページレイアウト]をクリックします。
- 「商談」の「ページレイアウト」画面が表示されます。[Soasc Opportunity Layout]リンクをクリックします。
- ページレイアウト「Soasc Opportunity Layout」の編集画面が表示されます。
左上の一覧にある[モバイルおよびLightningのアクション]をクリックします。
- 「Salesforce モバイルおよび Lightning Experience のアクション」の「定義済みアクションを上書き」リンクをクリックします。
- 定義済みアクションが表示されます。
パレットの「新規トライアル」をドラッグ&ドロップで「Salesforce モバイルおよび Lightning Experience のアクション」に移動・追加します。ここでは例として、アクションの末尾に追加します。
- 「Salesforce モバイルおよび Lightning Experience のアクション」に「新規トライアル」が追加されていることを確認し、[保存]ボタンをクリックします。
- 「商談」の詳細画面で[▼]をクリックすると、アクションに[新規トライアル]が表示されます。
アクション[新規トライアル]の追加は完了です。
- トライアル明細部の配置
「トライアル明細」を登録するためのコンポーネントを「トライアル」詳細画面に配置します。
- 「商談」を利用している場合は、「商談」の詳細画面を開き、関連リストで「{トライアル名}」をクリックします。
「商談」を利用していない場合は、「販売」の詳細画面を開き、[関連]タブで「{トライアル名}」をクリックします。
「トライアル」のレコードであれば、どのレコードを選択しても構いません。
◆「商談」の詳細画面(関連リスト)
◆「販売」の詳細画面([関連]タブ)
- 「トライアル」の詳細画面が表示されます。画面右上の[
]>[ページを編集]をクリックします。
上記は「商談」の詳細画面から遷移した例ですが、「販売」の詳細画面から遷移した場合も同様です。
- Lightningアプリケーションビルダーが表示されます。
編集作業のため、ブラウザの表示を最大化しています。
- 画面左にある「コンポーネント」の一覧を下にスクロールし、「カスタム・管理」を表示させます。
-
「カスタム・管理」から「trialDetailInput」を選択し、ドラッグ&ドロップで次の位置に配置します。
Point(1) - 既存タブ全体につなげるように配置すると、[詳細]タブと[関連]タブの共通コンポーネントになります。
上記の例はこちらになります。
- いずれかのタブに近づけて配置した場合は、そのタブ専用のコンポーネントになります。
- 一度に表示する「トライアル明細」の行数(上限)を変更することができます。
コンポーネントにフォーカスが当たっている状態で、画面右の「表示する行数」を任意の値に設定し直してください。
- 既存タブ全体につなげるように配置すると、[詳細]タブと[関連]タブの共通コンポーネントになります。
- 画面右上の[保存]ボタンをクリックします。
- 「ページが保存されました」画面が表示されます。[有効化]ボタンをクリックします。
上記画面が表示されない場合でも、手順6の[有効化]ボタンが活性化するためクリックします。
- 「有効化: trial Lightning Record Page」画面が表示されます。
[組織のデフォルトとして割り当て]ボタンをクリックします。
- 「フォーム要素を割り当て」画面が表示されます。フォーム要素を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
ここでは例として、デフォルトのまま[次へ]ボタンをクリックします。
参照:フォーム要素については、次のSalesforceヘルプを参照してください。
Lightning アプリケーションビルダー
- 「割り当てを確認」画面が表示されます。[保存]ボタンをクリックします。
- 画面左上の[←]ボタンをクリックします。
- 「トライアル」詳細画面に戻ります。
「トライアル明細」を登録するためのコンポーネントが配置されていることが確認できます。
トライアル明細部(トライアル明細登録コンポーネント)の配置は完了です。
- 「トライアル明細」に引用する品目・サービスの用意
「品目・サービスマスタ」の「トライアル」にチェックが付いている品目・サービスのみ、「トライアル明細」に引用できます。
既存のレコードを編集し「トライアル」にチェックを付けるか、または「品目・サービスマスタ」の新規登録時にチェックを付けてください。
参照:「品目・サービスマスタ」については、次の記事を参照してください。
マスタの設定「品目・サービスマスタの登録(見積登録(LWC)画面用)」
マスタの設定「品目・サービスマスタの登録(見積条件登録画面用)」
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