Point(1) |
次のようなパターンで、請求データを作成することを想定しています。
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- 新規契約の手順に従い、「商談」(「商談」を利用していない場合は「販売」)の登録から「見積明細」を編集できる手順まで進めます。
・「見積登録(LWC)」画面を使用する場合
新規契約(LWC)「見積明細を設定する(新規契約・LWC)」の手順5まで進めます。
・「見積条件登録画面」を使用する場合
新規契約(VF)「見積を登録する(新規契約・VF)」の手順6まで進めます。 - 「システム利用月額」の「請求サイクル」を「毎年」に変更し、見積データを保存します。
◆「見積明細詳細入力画面」の場合
「請求サイクル」を「毎年」に変更し、[適用]ボタンをクリックします。
「見積登録(LWC)」画面に戻ります。[保存]ボタンをクリックします。
◆「見積条件登録画面」の場合
「請求サイクル」を「毎年」に変更し、[保存]ボタンをクリックします。 - 登録した見積データの受注確定をします。「商談」(「商談」を利用していない場合は「販売」)の詳細画面を開きます。
「見積条件」「見積」のセクションで対象の見積データを選択し、[受注確定]ボタンをクリックします。
参照:「商談」の詳細画面で受注確定をする場合は、次の記事を参照してください。
受注確定(新規契約)「商談の詳細画面で受注確定をする(新規契約)」
参照:「販売」の詳細画面で受注確定をする場合は、次の記事を参照してください。
受注確定(新規契約)「販売の詳細画面で受注確定をする(新規契約)」 - 次のメッセージが表示されたら、「納品」のセクションが表示されるまで、画面を下にスクロールします。
- 受注確定によって、1~12月分の「納品」レコードが作成されています。
1月分の請求データを作成するため、1月分の[{納品番号}]リンクをクリックします。 - 「納品」の詳細画面が表示されます。「請求」の[新規]ボタンをクリックします。
- 「請求登録画面」が表示されます。「対象納品」セクションが表示されるまで、画面を下にスクロールします。
- 「対象納品」セクションの1月分の「納品」レコードにチェックを付け、[保存]ボタンをクリックします。
Point(2) - 売上を月中で2つに分割していた場合でも、「納品日」と売上対象期間(売上対象期間開始~売上対象期間終了)を基に、「納品」レコードが昇順に並びます。
参照:売上を月中で分割する手順については、次の記事を参照してください。
納品データの確認「赤伝票の納品明細について」>「■ 売上を月中で分割するパターン」
- レコードタイプ =「品目」の「納品明細」が請求対象です。紐づく「納品」が「請求登録画面」に表示されます。
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レコードタイプ =「品目説明」「階層」の「納品明細」は請求対象外です。
レコードタイプ =「品目説明」の「納品明細」は、必ず親レコード(レコードタイプ =「品目」)とセットで登録されているため、親レコードが紐づく「納品」が「請求登録画面」に表示されます。
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レコードタイプ =「階層」の「見積明細」にレコードタイプ =「品目」の「見積明細」が紐づいていない場合は、受注確定時に納品データが作成されません(請求データが作成できません)。
受注確定の取り消しを行い、レコードタイプ =「品目」の「見積明細」を紐づけてから、受注確定をやり直してください。
「品目・サービスマスタ」にセット品を登録し、「見積明細」で引用することができます。
参照:詳細は、「ソアスク セットアップガイド」を参照してください。
- 売上を月中で2つに分割していた場合でも、「納品日」と売上対象期間(売上対象期間開始~売上対象期間終了)を基に、「納品」レコードが昇順に並びます。
- 1月分の請求データが作成され、作成された「請求」レコードの詳細画面が表示されます。
- 手順5の「納品」レコードを再度見ます。1月分のレコードが、請求済になっていることが確認できます。
次は、2~12月分の請求データを作成するため、2月分の[{納品番号}]リンクをクリックします。 - 「納品」の詳細画面が表示されます。「請求」の[新規]ボタンをクリックします。
手順6と同様です。
- 「前回請求」「対象納品」のセクションが表示されるまで、画面を下にスクロールします。
- 「前回請求」セクションで1月分の「請求」レコードにチェックを付けます。
「対象納品」セクションの「納品」レコード全件にチェックを付け、[保存]ボタンをクリックします。
Point(3) - ここでの「納品」レコード全件とは、1月分を除く残りの「納品」レコード全件(2~12月分)のことです。
- 1月分の「納品」レコードは請求済のため「対象納品」セクションには表示されず、代わりに「請求」レコードが「前回請求」セクションに表示されます。
- 作成する「請求」レコードと紐づけたい過去の「請求」レコードがある場合は、「前回請求」セクションの「選択」にチェックを付けます。
- 過去の「請求」レコードを紐づける必要がない場合は、カスタム設定「VisualforcePageSetting」の設定によって、「前回請求を表示する」のチェックをデフォルトで外しておくことができます。
参照:カスタム設定については、「ソアスク セットアップガイド」を参照してください。
- ここでの「納品」レコード全件とは、1月分を除く残りの「納品」レコード全件(2~12月分)のことです。
- 2~12月分の請求データが作成され、作成された「請求」レコードの詳細画面が表示されます。
- 手順5の「納品」レコードを再度見ます。すべてのレコードが、請求済になっていることが確認できます。
- [請求]タブをクリックします。
- 「請求」の「最近参照したデータ」画面が表示されます。
2件のレコード(1月分と2~12月分)が追加されていることが確認できます。
納品データを選択して請求データを個別に作成する手順は完了です。
上記画面で[{請求番号}]リンクをクリックすると、作成されたレコードの詳細情報が確認できます。
参照:「請求」の詳細情報については、請求一括作成と請求データの確認「請求の詳細情報」を参照してください。
Point(4) - 2~12月分の請求データは、「請求明細」に設定される「金額」が11ヶ月分の合算値となります。
この例では、「金額種別」=「月額」かつ「単価」= ¥60,000の品目・サービスが1件、明細に設定されているため、「請求明細」の「金額」= ¥60,000 × 11 = ¥660,000となります。
- 上記の値は、「請求明細」詳細画面の「金額情報」セクションで確認できます。
参照:「請求明細」の詳細情報については、請求一括作成と請求データの確認「請求明細の詳細情報」を参照してください。
- 2~12月分の請求データは、「請求明細」に設定される「金額」が11ヶ月分の合算値となります。
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