受注確定のバッチ処理がエラーとなった場合に、詳細を確認する手順について説明します。
受注確定以外のバッチ処理がエラーとなった場合も、同様の手順で確認することができます。
Point(1) |
正常終了した場合の「バックグラウンド処理履歴」の確認は、アプリケーションランチャー経由で行います。 |
■「見積」の入力規則
見積データの登録後、「見積」の入力規則を次のように作成した例を前提に説明します。
- ルール名:If_the_subject_is_empty
- エラー条件式:appsfs__fs_Subject__c = ''
- エラーメッセージ:件名を入力してください。
Point(2) |
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参照:入力規則の各項目については、次のSalesforceヘルプを参照してください。
入力規則項目
■ 受注確定のバッチ処理を起動する(エラーとなって終了)
エラーメッセージに付与される「レコードID」を基に、「バックグラウンド処理履歴」の詳細画面を開きます。
- 新規契約または契約変更で、受注確定のバッチ処理を起動します。
参照:新規契約時の受注確定については、受注確定(新規契約)「受注確定をする前に(新規契約)」以降を参照してください。
参照:契約変更時の受注確定については、受注確定(契約変更)「受注確定をする前に(契約変更)」以降を参照してください。
- バッチ処理がエラーとなって終了し、次のようなエラーメッセージが表示されます。
メッセージの最後に付与されている「レコードID」(括弧を含まない18桁の英数字)をコピーします。
- 詳細画面のアドレスバーを見ると、「レコードID」と同様に、18桁の英数字が表示されている場所があります。
◆「商談」の詳細画面(上書き前)
◆「見積条件」の詳細画面(上書き前)
- この場所に、手順2でコピーした「レコードID」を上書きし、[Enter]キーを押下します。
◆「商談」の詳細画面(上書き後)
◆「見積条件」の詳細画面(上書き後)
- 「バックグラウンド処理履歴」の詳細画面が表示されます。これは、処理の概要が記録された親レコードです。
より詳細な内容が記録された子レコードを確認するため、「関連バックグラウンド処理履歴」の[No]リンクをクリックします。
- 「バックグラウンド処理履歴」の詳細画面(子レコード)が表示されます。
エラーの原因をエラーメッセージで確認し、[処理対象レコードURL]リンクをクリックします。
参照:詳細は、契約更新(LWC)「バックグラウンド処理履歴を確認する(LWC・VF)」を参照してください。
- 「見積」の詳細画面が表示されます。「件名」がブランクで、入力規則に反していることが確認できます。
バッチ処理がエラーとなった場合の確認は完了です。
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