特定のバッチ処理の結果が記録される「バックグラウンド処理履歴」を確認します。
対象となるバッチ処理、および「バックグラウンド処理履歴」の処理名は、次のとおりです。
- 受注確定(処理名:「受注確定」親・子レコード同名)
- 請求一括登録(処理名:「請求締め」親・子レコード同名)
- 「請求」の無効化(処理名:「請求無効化」) ※1レコードのみ作成されます。
- 「請求」の有効化(処理名:「請求有効化」) ※1レコードのみ作成されます。
- 契約自動更新(処理名:親レコード「契約更新」、子レコード「契約更新(契約管理毎)」)
- 契約予約更新(処理名:親レコード「予約更新」、子レコード「予約更新(見積条件毎)」)
- サブスクリプション分析(処理名:「分析・分析明細登録(見積)」親・子レコード同名)
ここでの確認手順は、バッチ処理が正常終了した場合(「レコードID」が利用できない場合)を想定しています。
参照:バッチ処理がエラーとなった場合は、受注確定(新規契約)「受注確定のバッチ処理がエラーとなった場合」を参照してください。
参照:サブスクリプション分析については、「ソアスク セットアップガイド」を参照してください。
バックグラウンド処理履歴を確認します。
- 画面左上の[
]をクリックします。
- プルダウンメニューが表示されます。
検索キーに「バック」と入力し、下に表示される[バックグラウンド処理履歴]リンクをクリックします。 - 「バックグラウンド処理履歴」の「最近参照したデータ」画面が表示されます。
処理名や子レコードなどを表示するため、[最近参照したデータ ▼]>[All]をクリックします。
Point(1) 「バックグラウンド処理履歴」には親レコードと子レコードがありますが、上記の初期画面には親レコードしか表示されません。また、処理名が表示されないため、リストビューを「All」に変更します。 - 表示が「All」に切り替わります。対象の[{No}]リンクをクリックします。
ここでは例として、処理名 =「請求締め」の[{No}]リンク(親レコード)をクリックします。
上記画面は、デフォルトで「No」の昇順に並びます。子レコードよりも親レコードの方が先に作成されます。 - 「バックグラウンド処理履歴」の詳細画面が表示されます。
結果が「完了」となっているため、正常終了したことが確認できます。
項目名 リンク
表示説明 結果 結果 - バッチ処理の結果が、次のいずれかで表示されます。
「完了」「失敗」結果が出る前にレコードの詳細画面を開くと、「実行中」と表示されます。
メッセージ - - 結果が「完了」の場合
正常に処理された旨のメッセージが表示されます。
- 結果が「失敗」の場合
ブランクとなります。
エラーメッセージ(概要) - - 結果が「完了」の場合
ブランクとなります。
- 結果が「失敗」の場合
エラーの原因を示すメッセージが表示されます。
エラーメッセージ - - 結果が「完了」の場合
ブランクとなります。
- 結果が「失敗」の場合
エラーの原因を示すメッセージが表示されます。
「エラーメッセージ(概要)」よりも詳細なメッセージが表示されます。
ただし、単純なエラーの場合は、「エラーメッセージ(概要)」と同様のメッセージが表示されます。情報 No - 「バックグラウンド処理履歴」レコード作成時に自動採番された値が表示されます。
「No{10桁の連番}」の形式です。親処理 ○ 当レコードが紐づく親レコードの「No」がリンク表示されます。
クリックすると、当レコードが紐づく親レコードの詳細画面が表示されます。
子レコードにのみ表示されます。
処理名 - バッチの処理名が表示されます。
当項の冒頭に記載されています。
ジョブID - 実行されたジョブのIDが表示されます。
ジョブのパターンによっては、IDが発行されない場合があります。
その場合は、ブランクとなります。実行日 - バッチ処理が起動した日時が表示されます。 処理対象 - 処理対象レコードのIDが表示されます。
子レコードにのみ表示されます。
処理対象レコードURL ○ 当レコードに紐づく処理対象レコードのURLがリンク表示されます。
クリックすると、当レコードに紐づく処理対象レコードの詳細画面が表示されます。
子レコードにのみ表示されます。
クラス名 - ジョブのApexクラス名が表示されます。
親・子レコードで同じ値です。
実行条件
- 「請求一括作成」画面で設定した検索条件が表示されます。
絞込条件・グルーピング条件は対象外です。
子レコードにのみ表示されます。
参照: 「請求一括作成」画面については、次の記事を参照してください。
請求一括作成と請求データの確認「請求一括作成を行う」関連バックグラウンド処理履歴 No ○ 当レコードに紐づく子レコードの「No」がリンク表示されます。
クリックすると、当レコードに紐づく子レコードの詳細画面が表示されます。
親レコードにのみ表示されます。
注意(1) 契約自動更新および契約予約更新のバッチ処理は、登録したスケジュールの設定に従って起動します。
そのため、バッチ処理の実行サイクルを短く設定していた場合は、前回までのバッチ処理ですべての契約更新が行われてしまい、契約更新対象のレコードが残っていない可能性があります。契約更新対象のレコードが残っていない場合に作成されるのは、親レコードのみです。
このとき作成される親レコードの結果は、「完了」となります。 - 結果が「完了」の場合
- 子レコードを確認するため、「関連バックグラウンド処理履歴」の[{No}]リンクをクリックします。
- 子レコードの「バックグラウンド処理履歴」が表示されます。
「作成」画面で設定した検索条件が「実行条件」に表示されていることが確認できます。
「バックグラウンド処理履歴」の確認は完了です。
検索時に値を設定しなかった項目には「null」と表示されます。
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