分析レコードのオブジェクトと項目 – ソアスク-ドキュメント

分析レコードのオブジェクト「分析」「分析明細」と、その項目について説明します。

※soarize 多通貨機能でのみ使用する項目は記載していません。

■ 分析
各月の分析結果（前月との差分や実績か見込みかなど）を記録するオブジェクトで、「分析明細」の親オブジェクトです。
「分析」および「分析明細」を合わせた分析レコードから、これまでにたどってきたサブスクリプションビジネスの変遷を振り返ることができます。

項目名	API参照名	説明
分析番号	Name	レコード作成時に自動採番されます。「AN-{10桁の連番}」の形式です。
前月データ	appsfs__fs_PreviousMonthData__c	前月の「分析」への参照先リンクです。
契約管理変更履歴	appsfs__fs_ContractManagementChangeHistory__c	「契約管理変更履歴」への参照先リンクです。
商談	appsfs__fs_Opportunity__c	「商談」への参照先リンクです。
販売	appsfs__fs_Sales__c	「販売」への参照先リンクです。
部門	appsfs__fs_Sector__c	「部門マスタ」への参照先リンクです。
担当者	appsfs__fs_MainOwner__c	「要員マスタ」への参照先リンクです。
契約管理	appsfs__fs_ContractManagement__c	「契約管理」への参照先リンクです。
品目分類マスタ	appsfs__fs_ProductGroupMaster__c	「品目分類マスタ」への参照先リンクです。
数量区分	appsfs__fs_QuantityClassification__c	数量に関する分析結果です。次のいずれかになります。「新規」「アップセル」「ダウンセル」「解約」「増減なし」「実績相殺分」
金額区分	appsfs__fs_AmountClassification__c	金額に関する分析結果です。次のいずれかになります。「新規」「アップセル」「ダウンセル」「解約」「増減なし」「実績相殺分」
見込み / 実績	appsfs__fs_Prospect_Result__c	当レコードが見込みか実績かを表します。次のいずれかになります。「実績」「獲得見込み」「更新見込み」参照：詳細は、次の記事を参照してください。　　　補足：サブスクリプション分析機能について　　　「分析レコードのパターン」
種別	appsfs__fs_Type__c	分析結果の種別です。次のいずれかになります。「月次」：月単位の場合「年次」：年単位の場合「スポット」：単発の場合「従量課金」：従量課金によるものである場合参照：詳細は、表下の「売上サイクルによる「種別」の設定」を参照してください。
数量	appsfs__fs_Quantity__c	分析結果の数量です。
数量差分	appsfs__fs_QuantityDifference__c	（当月の「数量」－前月の「数量」）の値です。当月の「数量」は見込みです。
金額差分	appsfs__fs_AmountDifference__c	（当月の「契約金額」－前月の「契約金額」）の値です。当月の「契約金額」は見込みです。
計上日	appsfs__fs_RecordDate__c	分析結果の計上日です。
契約終了フラグ	appsfs__fs_ContractTerminationFlag__c	契約期間の終了月で、かつ契約更新が行われていない場合にチェックが付きます。
契約金額	appsfs__fs_ContractAmount__c	分析結果の金額です。参照：価格改定機能を使用している場合は、記事末尾のPoint（1）を参照してください。
前回の契約終了フラグ	appsfs__fs_ContractTerminationFlagOfPrev__c	前月の「契約終了フラグ」と同じ値がセットされます。
前月の契約金額	appsfs__fs_ContractAmountOfPrev__c	前月の「契約金額」と同じ値がセットされます。
前月の見込み / 実績	appsfs__fs_Prospect_ResultOfPrev__c	前月の「見込み / 実績」と同じ値がセットされます。

売上サイクルによる「種別」の設定

売上サイクル 種別

毎月月次

毎年年次

初期費用スポット

初期費用按分スポット

従量課金従量課金

上記に関わらず、「MRR対象外」＝「true」の場合は、「スポット」が設定されます。

■ 分析明細
「分析」の子オブジェクトです。品目・サービスごとの単価や数量、分析に使用した参照元のレコードなど、親オブジェクトに含まれない詳細情報を記録するオブジェクトです。

「分析」の「数量」「契約金額」には、紐づく「分析明細」の「数量」「契約金額」が積み上げ集計されています。
参照：積み上げ集計項目については、次のSalesforceヘルプを参照してください。
　　　積み上げ集計項目

項目名	API参照名	説明
分析明細番号	Name	レコード作成時に自動採番されます。「AND-{10桁の連番}」の形式です。
分析	appsfs__fs_Analysis__c	親レコードの「分析」への参照先リンクです。
商談	appsfs__fs_Opportunity__c	「商談」への参照先リンクです。
販売	appsfs__fs_Sales__c	「販売」への参照先リンクです。
見積明細	appsfs__fs_QuoteDetail__c	「見積明細」への参照先リンクです。
納品明細	appsfs__fs_OutboundDeliveryDetail__c	「納品明細」への参照先リンクです。
品目分類マスタ	appsfs__fs_ProductGroupMaster__c	「品目分類マスタ」への参照先リンクです。
品目サービス名	appsfs__fs_Product__c	「品目・サービスマスタ」への参照先リンクです。
見込み / 実績	appsfs__fs_Prospect_Result__c	当レコードが見込みか実績かを表します。次のいずれかになります。「実績」「獲得見込み」「更新見込み」参照：詳細は、次の記事を参照してください。　　　補足：サブスクリプション分析機能について　　　「分析レコードのパターン」
種別	appsfs__fs_Type__c	分析結果の種別です。次のいずれかになります。「月次」：月単位の場合「年次」：年単位の場合「スポット」：単発の場合「従量課金」：従量課金によるものである場合参照：詳細は、前出の「売上サイクルによる「種別」の設定」を参照してください。
数量	appsfs__fs_Quantity__c	分析結果の数量です。
単価	appsfs__fs_UnitPrice__c	分析結果の単価です。
計上日	appsfs__fs_RecordDate__c	分析結果の計上日です。
契約金額	appsfs__fs_ContractAmount__c	分析結果の金額です。参照：価格改定機能を使用している場合は、表下のPoint（1）を参照してください。
部門	appsfs__fs_Sector__c	「部門マスタ」への参照先リンクです。
担当者	appsfs__fs_MainOwner__c	「要員マスタ」への参照先リンクです。

Point（1）

価格改定機能を使用している場合は、更新見込み分析レコードの「契約金額」に次のような影響があります。

「単価値引額」「単価値引率」がいずれもブランクの場合（値引機能＝不使用）
「改定後単価」がそのまま「契約金額」の計算に使用されます。
「単価値引額」に数値が設定されている場合（値引機能＝使用）
「改定後単価」－「単価値引額」が「契約金額」の計算に使用されます。
「単価値引率」に数値（%）が設定されている場合（値引機能＝使用）
「改定後単価」－「改定後単価」×「単価値引率」÷100が「契約金額」の計算に使用されます。

上記の「契約金額」以外の項目は、すべて「契約ライセンス」の項目です。

契約更新用の見積データを登録し、かつ受注確定をしていない場合は、「見積明細」の「分析用月額」が更新見込み分析明細レコードの「契約金額」に適用されます。これは「見積明細」の「分析用月額」に「契約ライセンス」の「改定後単価」が反映されているためです。
参照：価格改定機能および値引機能については、「ソアスクユーザガイド」を参照してください。

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売上サイクル	種別
毎月	月次
毎年	年次
初期費用	スポット
初期費用按分	スポット
従量課金	従量課金