「商談」や見積データを登録したあとに作成した、またはライセンス洗替や契約解約をしたあとに作成した分析レコードは、実績、獲得見込み、および更新見込みの3つのパターンに大きく分けることができます。そのうち、実績と獲得見込みの分析レコードは、さらに細かなパターンに分けることができます。
ここでは、分析レコードがどのような条件でパターン分けされるのかについて説明します。
参照:「商談」、見積データ、ライセンス洗替、および契約解約については、「ソアスク ユーザガイド」を参照してください。
■ 実績レコード
「分析」「分析明細」の「見込み / 実績」が「実績」のレコードです。分析結果が計上されていることを表します。
「分析」の「数量区分」「金額区分」の組み合わせによって、さらに次のパターンに分けることができます。
- 「数量区分」「金額区分」が「新規」
新規契約後、はじめて分析結果が計上されていることを表します。
- 「数量区分」が「アップセル」「ダウンセル」「増減なし」のいずれか
前月の分析結果から「数量」が増えた(アップセル)、減った(ダウンセル)、または増減がなかった、のいずれかであることを表します。
- 「金額区分」が「アップセル」「ダウンセル」「増減なし」のいずれか
前月の分析結果から「契約金額」が増えた(アップセル)、減った(ダウンセル)、または増減がなかった、のいずれかであることを表します。
- 「数量区分」「金額区分」が「解約」
契約解約が行われたことを表します。
■ 獲得見込みレコード
「分析」「分析明細」の「見込み / 実績」が「獲得見込み」のレコードです。
まだ分析結果が計上されておらず、見込みであることを表します。
「分析」の「数量区分」「金額区分」の組み合わせによって、さらに次のパターンに分けることができます。
- 「数量区分」「金額区分」が「新規」
新規契約後、はじめて分析結果が計上される見込みであることを表します。
- 「数量区分」が「アップセル」「ダウンセル」「増減なし」のいずれか
前月の分析結果から「数量」が増える見込み(アップセル)、減る見込み(ダウンセル)、または増減がない見込み、のいずれかであることを表します。
- 「金額区分」が「アップセル」「ダウンセル」「増減なし」のいずれか
前月の分析結果から「契約金額」が増える見込み(アップセル)、減る見込み(ダウンセル)、または増減がない見込み、のいずれかであることを表します。
- 「数量区分」「金額区分」が「解約」
契約解約が行われたことを表します。
- 「数量区分」「金額区分」が「実績相殺分」
ライセンス洗替が行われた際、解約日よりもあとに実績レコードがあった場合に作成された相殺用レコードであることを表します。実績値(数量、契約金額)を打ち消すため、マイナスの値が設定されます。
■ 更新見込みレコード
「分析」および「分析明細」の「見込み / 実績」が「更新見込み」のレコードです。
「契約ライセンス」の「契約自動更新」がON(チェックあり)で、現契約終了時に契約更新が行われる予定であることを表します。
「分析」の「数量区分」「金額区分」が「増減なし」の組み合わせのみで、ほかのパターンはありません。
- 「数量区分」「金額区分」が「増減なし」
契約更新が行われる予定のため、「数量」「契約金額」ともに増減の見込みがないことを表します。
参照:契約更新については、「ソアスク ユーザガイド」を参照してください。
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