従量課金の月中締めについて説明します。
■ 用意されている機能
- 同じ計上月内に複数件の従量課金データを登録する
「契約ライセンス」レコード1件ごとに複数件の「従量課金」レコードを登録できます。
- 利用数の入力を前回からの差分数に切り替える
「設定マスタ」で「従量課金登録画面」の「利用数」を「数量(入力値)」に切り替えられます。
参照:詳細は、その他の機能:従量課金機能「従量課金データを登録する(基本的な操作)」を参照してください。
- 数量の累積を「数量別単価締日にち」でリセットする
「ソアスク設定」画面 > セクション「設定マスタ」> サブセクション「7. 従量課金設定」>「数量別単価締日にち」に設定した日にちで、数量の累積がリセットされます。
ただし、「品目・サービスマスタ」の同項目に値が設定されている場合は、そちらの日にちが優先されます。
参照:「ソアスク設定」画面、および「品目・サービスマスタ」については、「ソアスク セットアップガイド」を参照してください。
- 従量課金の請求単位を「請求締日にち」で分離する
「契約管理」の「請求締日にち」に設定された日にちまでを請求単位として分離できます。
■ 前提条件
「設定マスタ」(設定情報)の「月内の複数従量課金レコードを許容する」にチェックが付いていることが前提です。
「ソアスク設定」画面 > セクション「設定マスタ」> サブセクション「7. 従量課金設定」で確認できます。
売上および請求の月中締めが可能です。
■ 売上を月中で締める ※2パターンのうち、いずれか1つを選択します。
- 契約締日にちで売上を分割する場合
「設定マスタ」(自社会計情報)の「契約締日にちで売上を分割する」にチェックを付けます。
OPSSドキュメントの使用例は、こちらのパターンです。
- 請求締日と売上計上日で売上を分割する場合
「設定マスタ」(自社会計情報)の「請求締日と売上計上日で売上を分割する」にチェックを付けます。
いずれも「ソアスク設定」画面 > セクション「設定マスタ」> サブセクショ「5. 売上・請求関連設定」で設定できます。
参照:使用例については、OPSS抜粋:従量課金の月中締め「売上を月中で締める」を参照してください。
■ 請求を月中で締める
「見積条件」の「請求締日にち」を設定し、「請求明細」の請求対象期間(開始~終了)を変更することで可能になります。
「取引先」代表>「会計設定」の「請求先 : 締日」を設定しておくと、見積データ作成時、「請求締日にち」にデフォルトでセットされます。
参照:使用例については、OPSS抜粋:従量課金の月中締め「請求を月中で締める」を参照してください。
■ 関連事項
- 月中で従量課金の累計をリセットする
参照:使用例については、OPSS抜粋:従量課金の月中締め「月中で従量課金の累計をリセットする」を参照してください。
- 赤伝票の処理について
参照:使用例については、OPSS抜粋:従量課金の月中締め「赤伝票の処理について」を参照してください。
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