契約ライセンスのマージについて説明します。
- 契約変更のライセンス追加を行った場合は、同じ品目・サービスが紐づく「契約ライセンス」レコードが複数作成されることがあります。
- ここで契約更新を行うと、自動で作成される「見積明細」は、サマリキーの値が一致するすべてのレコードがマージされ、1つの「見積明細」レコードにまとめられます。
Point(1) - サマリキーのデフォルト値が次のカスタムメタデータで設定されています。
「【契約更新】サマリー設定」
運用に合わせてデフォルト値を編集するか、またはサマリキーを新規に追加してください。
参照:カスタムメタデーについては、「ソアスク セットアップガイド」を参照してください。
- レコードタイプ=「商品情報」のレコードは、マージ対象になりません。
マージされるのは親レコード(レコードタイプ=「商品」)のみです。
子レコード(レコードタイプ=「商品情報」)は、契約ライセンスが作成されますがマージはされず、内部処理で最初のマージ対象となった親レコードに紐づく子レコードのみマージ後の親レコードに紐づく形となります。
子レコードがすべて一致している場合は問題ありませんが、そうでなかった場合は、受注確定前に子レコードの再設定が必要になることがあります。
- 受注確定をすると、マージ前の「契約ライセンス」がすべて「無効な契約ライセンス」(旧契約ライセンス)に変更されます。代わりに、「有効な契約ライセンス」(新契約ライセンス)が1レコード作成されます。
注意(1) 別の項目によって値が変化する項目をサマリキーに設定している場合は、元々の値は同じでもマージされない可能性があります。
例えば、品目・サービスに「数量別単価マスタ」が紐づいている場合は、ライセンス追加で「数量」の異なる同じ品目・サービスを追加し一括単価反映を行うと、単価項目の値が不一致となることがあります。 - サマリキーのデフォルト値が次のカスタムメタデータで設定されています。
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